頭の中で描いた自由なイメージを繊細に再現したい。「風のようなかたち」「光のようなふるまい」そうした目に見えない現象も正確に図面化したい。従来のソフトウェアでは困難だった表現を、コーディングの技術を用いて実現いたしました。
これまでの水平垂直の世界から、緻密で繊細なしくみが生みだす多様な表現へとデザインの可能性を広げてくれます。
日本には高い職人技術があります。伝統的な木加工の技術や、現代の産業を支えてきた金属加工技術、またこれらの加工を可能にしてきたツールや工作機械技術。こうした職人たちの高い経験値と最新のテクノロジーを融合させ、デザインから生産工程までのプロセスをつないだ新しいモノづくりの「しくみ」を実践しています。
都市におけるランドスケープの力が再注目されています。公園や庭園といった箱庭的な役割りを越え、周りの都市環境とのインタラクションによって展開してゆく継続的なデザインを実践いたしました。造園家、都市計画家、都市解析専門家、建築家らと共同し、互いの思考と情報をつなぐ、全く新しい「ものづくり」をコンピュテーションの力で実現いたします。
解析技術が発達し、不可視だった環境情報が数値化できるようになってきました。こうした数値情報とデザインを組み合わせ、自然界の「現象」をデザインすることが可能になります。単にオーガニックな形態を模倣するのではなく、環境のもつ自然な魅力を最大限に引き出すデザインを実現いたします。
音とカタチの融合を目指しています。
見えない音をどうやって操るか。
形態デザインと音響解析を相互に探りながら、
音とカタチの関係性を紐解きました。
自由な形状を描く形態生成プログラムと音響効果の最大限に引き出す音響最適化プログラムを連動させ、
美しいカタチと音のふるまいの共演が可能になります。
複雑さ、多様さ、正確さ、をカタチにするロボット技術の誕生です。ロボットアームを、まるで人の手のように自在に操り、これまで実現不可能だった夢をかなえます。